俳優イ・ジュン(28)が10月25日午前、ソウル市鍾路区三清洞のカフェで、映画『LUCK-KEY』(イ・ゲビョク監督)に関するインタビューに臨んだ。
演技に関するアドバイスをどこに求めるかという質問に対し、イ・ジュンは「インターネットで探す。悪口を書かれているのを見て『ああ、僕はこういう風に演技したのか』と考えて悩む」と答えた。
さらにイ・ジュンは「褒めているところも全部見る。もともと、演技についてはモニタリングをかなりやるが、今回の『LUCK-KEY』では(モニタリングを)間違えた。映画はうまくいって困るのは、レビューがあまりに多くて読めないというところ。普段は、そんな書き込みや演技への評価を認めて受け入れる。否定しない」と語った。
続いてイ・ジュンは「正直言って、悪口を見て傷つくときもある。けれど受け入れる。それが僕の仕事だから、称賛であれ悪口であれ認めようと思う。誰にも気づかれないように、家で悩みの一時を過ごす。振り返ってみると、僕が受け入れるべき問題」と語った。
イ・ジュンは、演技の魅力について「演技には魅力もあるが、宿題のように到来する圧迫感がある。出演作が多くなって、その点に対する恐れも生じた。そんな殻を破るのにどうすればいいか、考え続けている。結果がどうなるかは分からない。けれど、これからも破れるように努力しなければいけないだろう」と語った。
映画『LUCK-KEY』は、公衆浴場のカギが原因でカリスマキラーから無名の俳優へと運命が変わってしまうことで起こる事件を描いたコメディ作品で、日本映画『鍵泥棒のメソッド』のリメイク。10月13日に公開され、観客動員数400万人を突破して順調な興行成績を挙げている。