結婚33年、歌手・羅勲児が離婚訴訟で敗訴

結婚33年、歌手・羅勲児が離婚訴訟で敗訴

 韓国の歌手、羅勲児(ナフナ、本名チェ・ホンギ)さん(69)=写真=が妻(53)との離婚訴訟で敗訴した。

 水原地裁驪州支部は31日、羅勲児さんを相手取り妻が離婚および財産分与を求めた訴訟で、原告の請求を認める判決を言い渡した。羅勲児さんと妻は1983年に結婚し、1男1女をもうけたが、子どもの教育問題などにより93年から別居していた。

 地裁は、婚姻関係は破綻(はたん)しており、その責任は双方に等しくあるとした上で、妻に12億1000万ウォン(約1億1000万円)の財産を分与するよう羅勲児さんに命じた。この日、羅勲児さんは欠席し、妻だけが弁護士を伴って姿を見せた。

 妻は2011年8月、「長年連絡を絶ち、生活費も出さず不倫をした」として離婚訴訟を起こしたが、13年9月に大法院(最高裁判所に相当)で棄却された。これを受け、妻は14年10月に再び提訴した。

 羅勲児さんは1973年に最初の結婚をしたが、2年後に離婚。76年には女優のキム・ジミさんと再婚したが、6年で破局した。羅勲児さんが控訴しなければ、33年間の結婚生活に終止符が打たれることになる。

驪州=権祥銀(クォン・サンウン)記者
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