俳優チョ・ジヌンが、国立劇場(ソウル市中区奨忠洞)のヘオルム(日の出)劇場で開かれた「2016大韓民国大衆文化芸術賞」授賞式に、黄色いリボンを胸に着けた姿で登場した。
ひげをたくわえたチョ・ジヌンは、藍色のスーツ姿で写真撮影に応じた。とりわけ、旅客船「セウォル号」の惨事を追悼する「黄色いリボン」が目立っていた。
これに先立ちチョ・ジヌンは、セウォル号の惨事について残念だと表明している。
チョ・ジヌンは14年、映画『最後まで行く』で第67回カンヌ映画祭の「監督週間」に招待されたが、出席できなかった。この件についてチョ・ジヌンは「セウォル号の惨事を見て非常に驚いた。私が当時できたのは、ニュースを見ながら泣くことだけだった。カンヌは問題ではなかった」と語ったことがある。
なおチョ・ジヌンは、27日の授賞式で国務総理表彰を受けた。