映画「密偵」 韓国映画評論家協会の最優秀作品賞に 

【ソウル聯合ニュース】韓国映画評論家協会は24日、映画「密偵」(原題)を最優秀作品賞と音楽賞に選定したと発表した。

 同作は、日本による植民地時代の1920年代を背景に、日本の主要施設を破壊するため上海から京城(現ソウル)に爆弾を運ぶ抗日武装独立運動団体「義烈団」と、義烈団を追う日本の警察との暗闘を描いた。

 俳優ソン・ガンホが朝鮮人の日本の警察、イ・ジョンチュルを、コン・ユが義烈団のリーダー、キム・ウジンを演じた。

 また、同協会は映画「荊棘(バラ)の秘密」のイ・ギョンミ監督に監督賞を、主演のソン・イェジンに主演女優賞を授与することを決めた。

 男優賞は「インサイダーズ 内部者たち」で熱演したイ・ビョンホンに決まった。

 さらに、韓国映画への多大な貢献が認められたイム・グォンテク監督には功労映画人賞が贈られる。

 授賞式は来月8日にソウル・韓国プレスセンターで行われる。

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