ソン・ジュンギが慰安婦被害者のため2000万ウォン寄付

ソン・ジュンギが慰安婦被害者のため2000万ウォン寄付

 俳優ソン・ジュンギが、元従軍慰安婦の女性のために2000万ウォン(約184万円)を寄付した。

 元慰安婦が暮らす社会福祉法人「ナヌムの家」側によると今月18日、「日本軍性奴隷被害者人権センター」(国際平和人権センター)設立のための募金口座に、ソン・ジュンギ名義で2000万ウォンが振り込まれた。

 「ナヌムの家」の関係者は「ソン・ジュンギが『軍艦島』の撮影中に、植民地時代の被害者の人権回復に役立つようにという気持ちを込めて寄付したようだ。被害者の人権回復と歴史的教訓を伝えるセンターの設立にあてたい」と語った。

 「ナヌムの家」では、李玉善(イ・オクソン)さん(89)をはじめ10人の元慰安婦が暮らしている。「国際平和人権センター」は、ここの敷地に来年設立される予定で、現在は基金を募っている。

 一方ソン・ジュンギは現在、映画『軍艦島』を撮影中だ。この作品は、植民地時代に軍艦島(長崎県端島)へ強制徴用された後、命をかけて脱出を試みるおよそ400人の朝鮮人の物語を描く。来年上半期公開の予定。

チョン・シネ記者
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