キム・ギドク監督の映画『網』が、国際映画祭「第17回 東京フィルメックス」(11月19-27日)のオープニング作品に選ばれた。13日、NEWが伝えた。
キム・ギドク監督作品は、2011年に『アリラン』がオープニング作品として選ばれたのをはじめ、『嘆きのピエタ』(2012)『殺されたミンジュ』(2014)がそれぞれ特別上映部門に招待されている。
映画『網』は、船が網にかかったため仕方なく1人で南北の境界線を超えた北朝鮮の漁師が、家族のもとに戻ろうとあらゆる苦難に耐える熾烈(しれつ)な1週間を描いた作品で、演技派俳優リュ・スンボムが主演している。