俳優イ・ビョンホンが、ハリウッド進出はチャレンジであると同時に、世を去った父に見せてやりたいという気持ちが原動力になっていたと語った。
イ・ビョンホンは、「映画の殿堂」(釜山市海雲台)のデュレラウム広場で7日午後3時から行われた「韓国映画記者協会と一緒のオープントーク もっと見えるインタビュー」に出席、このように語った。
イ・ビョンホンは『G.I.ジョー』を手始めに、最近は『マグニフィセント・セブン』に至るまで、ハリウッドでさまざな映画に出演してきた。これについてイ・ビョンホンは「公式にはチャレンジという側面が大きいが、心の中では父に見せたいという気持ちが一番大きく、それが原動力」と語った。
イ・ビョンホンは「父は17年前に世を去ったが、大変な映画好きだった。いつも幼い私を膝に座らせ、週末の映画を見たりしていた」と語り、さらに「そんな父が、私がハリウッド映画に出演しているのを見たら、どれほど喜ぶだろうか。本当に、そんな気持ちが強かった」と付け加えた。
イ・ビョンホンは、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームに手形を押して願い事を書いたときも、「父がきっとどこかで見ていること」と記した。
今では自分が父になったイ・ビョンホンは「息子が成長して、映画というものが何なのか理解できるようになったら、父のように息子を連れて、本当にたくさんの映画を見にいく」語り、「一番最初に見せてやる自分の映画は『悪魔を見た』」とジョークを飛ばして爆笑を誘った。