ソン・ガンホ主演映画、累計観客動員数1億人突破=主演俳優初

▲写真提供=ワーナー・ブラザース・コリア
▲ ▲写真提供=ワーナー・ブラザース・コリア

 俳優ソン・ガンホ(49)=写真=が主演映画で動員した観客が通算1億人を突破した。映画配給会社ワーナー・ブラザース・コリアが28日、明らかにした。助演作品ではオ・ダルスが1億人を突破しているが、主演作品での1億人突破はソン・ガンホが初めてだ。

 ソン・ガンホはソウル・大学路で舞台役者をしていたが、1996年の『豚が井戸に落ちた日』で映画に進出した。99年『シュリ』(観客620万人)、2006年『グエムル-漢江の怪物-』(1301万人)、13年『スノーピアサー』(934万人)、13年『弁護人』(1137万人)、そして現在上映中の『密偵』(現在702万人)と立て続けにヒットを飛ばし、「1億人を動員した主演俳優」になった。ソン・ガンホの映画初主演作『クワイエット・ファミリー』(1998年)と今回の記録を出した『密偵』は共にキム・ジウン監督の作品だ。

 ソン・ガンホは「お前はウシか? オレは崔永宜(チェ・ヨンウィ=空手家の大山倍達)だ。ウシの角をつかんで…」(『ナンバー・スリー No.3』)、「メシは食べているのか?」(『殺人の追憶』)などの名セリフでも愛されている。数々の名作を手がけたポン・ジュノ監督はソン・ガンホについて「決められた脚本通りなのかアドリブなのか違いが分からないほど、演技ではない真の『言葉』を発する俳優」と、キム・ジウン監督は「動物的な本能を持っているだけに、単なる『喜劇』という枠に収まりきらない俳優」と評している。

朴敦圭(パク・トンギュ)記者
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