【ロサンゼルス聯合ニュース】韓国映画「仁川上陸作戦」(原題)が北米でも順調な滑り出しを見せている。
配給会社のCJエンターテインメントアメリカによると、北米で12日に公開された同作品は14日までの3日間の興行収入が30万1276ドル(約3000万円)で27位を記録した。
現在、ロサンゼルス、ニューヨーク、シカゴ、ワシントン、トロント、バンクーバーなどの114館で上映されている。
同作品は、朝鮮戦争中にほぼ不可能に近かった仁川への上陸作戦を成功させたダグラス・マッカーサーと韓国海軍諜報部隊の知られざる活躍を描いた。主要キャストにイ・ジョンジェ、イ・ボムスなど韓国の有名俳優が名を連ね、ハリウッド俳優のリーアム・ニーソンがマッカーサー役を熱演した。
米国では朝鮮戦争参戦者の間で好評を得ており、公開前に在郷、退役軍人団体から試写会開催の要請が多く寄せられたという。
200万人を超える米退役軍人が加盟する有力団体「アメリカン・リージョン」主催の試写会など全米10都市以上で特別試写会が開かれたほか、今月6日には米陸空軍生活品販売業務(AAFES)が12都市で現役軍人を対象に特別上映会を開いた。