俳優イ・ジヌク(34)から性的暴行を受けたとして告訴していた30代女性が虚偽告訴を認めた。
これは、ソウル・水西警察署が26日、この女性がイ・ジヌクに性的暴行を受けたというこれまでの主張を覆し、事件当時は強制性のない性的関係だったという内容の話をしたと明らかにしたものだ。
この女性は性的関係を持った時に強制性がなかったと告白したことで、イ・ジヌクの性的暴行容疑は晴れるものと思われる。
この女性は12日に初めて会ったイ・ジヌクと、知人と共に食事をして別れたが、イ・ジヌクが家に来て性的暴行を振るわれたと語り、14日に告訴状を提出した。
これに対して、イ・ジヌクは合意の上で関係を持ったとして容疑を否認、16日にこの女性を虚偽告訴罪で逆告訴した。
この女性の弁護人団も「新たな事実関係の発見と捜査対応に対する意見の違いから信頼関係が損なわれた」という理由で、23日にこの女性の法律代理人をやめている。
また、ソウル地方警察庁のイ・サンウォン庁長も25日の記者懇談会で、イ・ジヌク事件について「一部メディアで報道されたとおり、虚偽告訴の疑いにも注視している。虚偽告訴であることはある程度明らかになっており、今週中にも決着が付くだろう」と語っていた。