元TRAXノ・ミヌ、SMエンタ相手の損賠請求で敗訴

元TRAXノ・ミヌ、SMエンタ相手の損賠請求で敗訴

 元TRAXメンバーのノ・ミヌが、かつての所属事務所SMエンターテインメント(以下、SM)を相手取って起こした損害賠償請求訴訟で敗訴した。

 ソウル中央地裁民事合議第15部(裁判長:キム・ジョンウォン部長判事)は21日、ノ・ミヌが「芸能活動を妨害された」としてSMを相手取って起こした損害賠償請求訴訟で、原告敗訴を言い渡した。

 ノ・ミヌは2004年7月、SMからTRAXメンバーとしてデビューしたが、06年5月にグループを脱退した。ノ・ミヌは当時、脱退の過程でSMが自分の芸能活動を妨害したと主張していた。

 ノ・ミヌは「SMは担当プロデューサーやプロダクション代表に影響力を行使し、番組に出演できなくした。自分が作詞・作曲した曲の著作権を10年以上も譲渡するという不合理な契約を結ばせ、代価も支払わなかった」として、1億ウォン(現在のレートで約943万円)の損害賠償を求めたが、受け入れらなかった。

 判決で裁判所は「提出された証拠だけでは、ノ・ミヌがSMと結んだ専属契約が無効だとみなすことはできない。SMが芸能活動を妨害したという主張を立証できる証拠はない」と判示した。

キム・ミファ記者
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