イ・ジヌク、取り調べ11時間受けて帰宅

出国禁止措置に

イ・ジヌク、取り調べ11時間受けて帰宅

 性的暴行で訴えられた俳優イ・ジヌク(34)が警察に出頭、11時間以上も厳しい取り調べを受けて、帰宅を許された。イ・ジヌクは警察で嫌疑がないことを強く主張、うそ発見器による調査を受け入れることで合意した。

 イ・ジヌクは17日夜7時ごろ、容疑者として取り調べを受けるため、ソウル・水西警察署に出頭した。イ・ジヌクは弁護士に伴われて11時間以上にわたり徹夜で取り調べを受け、18日午前6時ごろ帰宅した。イ・ジヌクは無言で車に乗っていった。代わりに弁護士が「事実通り十分に話した。警察が真実を明らかにしてくれると思う」とコメントした。

 イ・ジヌクは警察の取り調べ前、報道陣に「私の顔が知られているため、相手は虚偽告訴することを実に簡単に考えているようだ。虚偽告訴罪は本当に大きな罪だ」と強調していた。

 これは、30代前半の女性Aさんがイ・ジヌクから今月初めに性的暴行を振るわれたとして14日、同署に告訴状を提出して明らかになったものだ。同署は15日、Aさんに対し告訴人調査を行った。そして16日、検察にイ・ジヌクに対する出国禁止措置を申請し、これが受け入れられた。

 同署は取り調べで、イ・ジヌクが嫌疑なしと主張して無料通話・無料メールアプリ「カカオトーク」のやりとり内容を証拠として提出、Aさんとの合意の下で性的関係を持ったと供述したという。同署は、DNA鑑定のためイ・ジヌクの口の中の細胞を採取した。

 また、同署はイ・ジヌクとAさんの主張が食い違っているため、今後2人を呼んでうそ発見器による調査を行い、真偽を確かめる方針だ。

チョン・ヒョンファ記者
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