ユチョン 告訴した女性のうち1人を買春=警察会見

【ソウル聯合ニュース】韓国の人気グループJYJのユチョンさん(30)が性的暴行容疑で女性4人から告訴された事件で、警察は15日、ユチョンさんによる性的暴行はなかったが、1人の女性については買春をしたと結論付けた。

 ソウル・江南警察署は「ユチョンさんが性関係に対する対価を約束しながら渡さなかったため、買春と詐欺の容疑を適用した」と明らかにした。

 以下は警察の記者会見での質疑応答。
――ユチョンさんは女性のうち1人を買春しながら対価を支払わなかった容疑が適用された。その女性は売春の容疑が適用されたのか。
 「そうだ。対価を払うと約束しただけでも売買春の容疑の適用が可能だ」

――当事者はどのように供述しているか。
「ユチョンさんは4件すべて、合意による性関係だと主張した。売春容疑が適用された女性は供述で、強制的な性関係だったとして容疑を否認した。女性が買春を認めれば、最初にユチョンさんを暴行で告訴したことは虚偽告訴だったと認めることになるためだ」

――ユチョンさんに買春と詐欺の容疑を適用することができた証拠は。
「女性が事件直後に知人(の携帯電話)に送ったメッセージを確保した」

――最初に告訴した女性側がユチョンさん側を恐喝した事件だけ検察に回さず捜査を進める理由は。
「現金の受け渡しをつかんだが、現金の意味や名目をさらに確認する必要がある。現金が渡されたのは告訴の取り下げ後だ」

――3件目、4件目の告訴をした女性たちを虚偽告訴の疑いなしと見なすのか。
「そうだ。ユチョンさん側も虚偽告訴の疑いで女性たちを告訴していない」

――1件目と2件目の女性には虚偽告訴を適用した。3件目、4件目の女性も性関係に強制性がなかったと判明したならば虚偽告訴ではないのか。
「女性たちが法理に対する理解が不十分なまま告訴状を提出した可能性があり、ユチョンさんの暴行容疑が認められないからといって女性たちの告訴内容が虚偽だったとはいえない。1件目と2件目の女性たちの場合は、告訴内容が虚偽だという証拠を確保した。ユチョンさん側も告訴している」

――1件目と2件目の女性が虚偽告訴した理由は金か。
「当事者はまだ虚偽告訴を否認している。警察が証拠などから調べた結果、そのように結論付けたもの」

――ユチョンさんを再び呼び出して取り調べる計画は。
「まだない」

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