ユチョンさん警察で取り調べ受ける 深夜まで8時間

【ソウル聯合ニュース】性的暴行の容疑で女性4人から告訴された韓国の人気グループJYJのユチョンさんが、警察で約8時間にわたる取り調べを受けた。

 ユチョンさんは1日午前2時20分ごろ、青ざめ、やや疲れたような表情でソウル江南警察署から出てきた。容疑を認めたのかなど、報道陣の問いかけには一切答えず、すぐに警察署を後にした。

 警察関係者によると、ユチョンさんは8時間にわたる取り調べで調査官の質問に誠実に答えた。

 ユチョンさんは前日午後6時半ごろ、兵役の代替である社会服務要員としての勤務を終えた後、弁護人とマネージャーに付き添われ警察に出頭した。待ち構えていた約200人の報道陣を前に「多くの方々に心配をおかけして本当に申し訳ない。警察の取り調べをしっかりと受ける」と述べた。

 警察は取り調べで、女性たちと性関係を持つ際に強制性があったかどうかなど性的暴行の容疑を中心に追及している。ユチョンさんの口腔内の細胞も採取した。最初に告訴した女性が提出した下着から検出されたDNAと照合する予定だ。

 ユチョンさんは遊興酒店(キャバクラのような店)やカラオケ店、自宅のトイレで性的暴行を加えたとして、6月に4人の女性からそれぞれ告訴された。最初に告訴した女性は告訴を取り下げたが、ユチョンさんはこの女性を虚偽告訴と恐喝の容疑で告訴した。調べる内容が多いため、警察は今後もユチョンさんを数回にわたり出頭させる方針だ。

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