俳優ヨ・ジングとイ・ジョンジェが王と護衛武士として共演することが分かった。
映画関係者によると、ヨ・ジングはこのほど、映画『代立軍』(チョン・ユンチョル監督)=仮題=への出演を決め、詳細について調整しているという。『代立軍』は、光海君が壬辰倭乱(文禄・慶長の役)時に逃げた父・宣祖に代わって王世子に冊封された後、分組を率いて孤軍奮闘したことを描く作品だ。
『マラソン』(2005年)のチョン・ユンチョルが監督、『王になった男』(2012年)のリアライズ・ピクチャーズが製作する。主人公の護衛武士役にはイ・ジョンジェが既に決まっている。
光海君を演じるヨ・ジングは、『西部戦線1953』(2015年)でベテラン演技派俳優のソル・ギョングと共演したのに続き、この作品ではイ・ジョンジェと演技対決を繰り広げることになった。SBSドラマ『テバク』で王世子時代の英祖を演じているヨ・ジングだが、今回は映画で光海君に扮(ふん)する。
『代立軍』は、二十世紀フォックス・コリアがナ・ホンジン監督の『哭声』に続き投資・配給を行う韓国映画だということも注目だ。