【ソウル聯合ニュース】韓国の大ヒットドラマ「太陽の末裔（まつえい）」（原題、全１６話）のオリジナル・サウンドトラック（ＯＳＴ）アルバムが韓国と中国で売り上げを伸ばし、ドラマ同様に快進撃を見せている。
韓国で先月発売された「太陽の末裔ＯＳＴ ボリューム．１」は３万枚を売り上げ、来週発売される「太陽の末裔ＯＳＴ ボリューム．２」は予約販売だけで３万枚を記録した。韓国ではドラマのＯＳＴの売り上げ枚数が２万枚を超えれば「大ヒット」といわれる。
発売元のＭＵＳＩＣ＆ＮＥＷは「ボリューム．１は順調に売れ続けており、ボリューム．２は予約販売分が完売し、追加生産に入った」と説明した。両アルバムの韓国内での配信売り上げはまだ集計されていないという。
「太陽の末裔」が韓国と同時放送された中国では､ＯＳＴの配信売り上げが１０億ウォン（約９６００万円）に迫ろうとしている。
中国の代表的な音楽配信サイト「酷狗音楽」で、ＯＳＴのパッケージ（全１０曲）を２０人民元（約３４０円）で独占販売した結果、１４日現在、９億３６００万ウォンの売り上げを記録した。
ＭＵＳＩＣ＆ＮＥＷは、ドラマの最終回が１４日に放送されたが、２０～２２日にハイライトなどをまとめた特別番組の放送が予定されているほか、ＪＹＪのジュンスが歌った挿入歌「Ｈｏｗ Ｃａｎ Ｉ Ｌｏｖｅ Ｙｏｕ」が韓中で大きな人気を集めているため、今後もＯＳＴの売り上げが伸び続けると期待している。
「太陽の末裔ＯＳＴ ボリューム．２」には全１８曲が収録され、ドラマのフォトブックや出演者のフォトカードも付いている。