【ソウル聯合ニュース】大ヒット中の韓国ドラマ「太陽の末裔(まつえい)」(原題)で主役を務める俳優のソン・ジュンギが30日午後、公共放送局KBSの看板ニュース番組「ニュース9」に出演する。
芸能人が同番組に出演するのは初めて。別の地上波の報道番組では芸能人が出演することがめずらしくないが、保守的といわれるKBSでは異例だ。視聴率が30%を超え、社会現象になりつつある同ドラマを紹介し、ソン・ジュンギに視聴率から募った質問について尋ねるという。
同ドラマは制作費130億ウォン(約12億7000万円)規模の大作。中央アジアの架空の国「ウルク」を舞台に、災害の現場で他人のために献身する陸軍特殊戦司令部大尉のユ・シジン(ソン・ジュンギ)と医師カン・モヨン(ソン・ヘギョ)を通じ、人生の価値とは何かを問うヒューマンドラマだが、シジンとモヨンが繰り広げるラブストーリーが視聴者を引きつけている。
全16話の「太陽の末裔」は先月24日に放送が始まり、翌週の第3話目に視聴率20%を早々と突破した。ドラマは回を重ねるごとに人気が高まり、第5話でソウル、第7話で首都圏の視聴率がそれぞれ30%を超えたのに続き、第9話で全国の視聴率も30%の大台に乗るなど、大人気を博している。