YGエンタ、株主総会で高額の現金配当を決定

YGエンタ、株主総会で高額の現金配当を決定

 韓国最大の芸能プロダクションの一つ、YGエンターテインメント(以下YG)が25日午前、ソウル市麻浦区のホルト児童福祉会で定期株主総会を開き、昨年の実績承認および役員・監事の選任などを議決した。

 また今回の株主総会では、昨年12月31日基準で1株あたり350ウォン(約34円)の現金配当も最終決議した。配当の総額は57億4008万8900ウォン(約5億5399万8465円)で、今後1カ月以内に株主に支払われる。

 YG最大の個人株主、ヤン・ヒョンソク氏は、YG株主総会における今回の現金配当承認により13億3731万6050ウォン(約1億2906万9610円)を受け取ることになる。ヤン・ヒョンソク氏はYGの上場株式全体の23.38%に当たる382万903株を保有している。25日のYGの終値は3万8400ウォン(約3706円)を記録、ヤン・ヒョンソク氏が現在持っているYG株の評価額1467億ウォン(約142億円)にもなる。

 また2015年のYGは売上額1931億ウォン(約186億円)、営業利益218億ウォン(約21億円)、当期純利益239億ウォン(約23億円)を記録した。これはYGと支配および従属関係にある各社の実績を全て合わせた連結財務諸表に基づく数字で、売上額はYG設立以来、史上最高の金額だ。

キル・ヘソン記者
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