イ・ビョンホン「アル・パチーノの一言で無事撮影」

　ハリウッド映画『Misconduct』（原題）ではイ・ビョンホンとアル・パチーノの撮影秘話とスチール写真を20日、公開した。

　公開されたスチール写真を見ると、イ・ビョンホンは撮影現場でアル・パチーノと肩を組んで握手をするなど、和気あいあいとした表情で会話を交わしている。

　『Misconduct』でイ・ビョンホンが演じるのは依頼を受けて事件の真相を究明する「ヒットマン」役、アル・パチーノが演じるのは復讐（ふくしゅう）のための戦いを開始する大手法律事務所の責任者チャールズ役だ。

　「最も尊敬する俳優の一人、アル・パチーノと共演できて栄光だった」と以前語っていたイ・ビョンホンだが、『Misconduct』ではクランクインからアル・パチーノとのシーンがあり、プレッシャーがかなりあったという。

　イ・ビョンホンは「セリフを数百回も覚えたのに、カメラの前に立った瞬間、真っ白になった。あまりの出来事に途中でセリフを言うのをやめてしまったら、アル・パチーノが『大丈夫だ。続けて。もう一度やって』と言ってくれた。アル・パチーノと共演できたのが一番良かった。（アル・パチーノとの共演が）この映画に出演したいと思った理由の一つだった」と告白した。