【ソウル聯合ニュース】旧日本軍による慰安婦被害者のつらい人生を描いた韓国映画「鬼郷」(原題)が、観客300万人突破を目前にしている。
韓国映画振興委員会の映画館入場券統合電算網によると、同作は公開初日の先月24日から今月10日までに累計観客数285万5771人を記録した。今週末には300万人を超えると見込まれる。
同作は被害者の証言を基に製作された。国民の寄付や俳優らの助力を得て、製作開始から14年を経て撮影を終えた。
当初は上映館探しに苦労したものの、上映館を増やすよう求める声がインターネット上で強まったことから、CGVやロッテシネマ、メガボックスなどの大手が上映を決めた。