【ソウル聯合ニュース】KBS第2で放送中の韓国ドラマ「太陽の後裔(こうえい)」(原題)が大人気を博している。同ドラマは韓国総合コンテンツ大手CJ E&Mと視聴率調査会社ニールセン・コリアが共同開発したコンテンツパワー指数(CPI)の2月最終週(2月22~28日)の集計で1位を記録した。
CPIは地上波3社とCJ E&Mチャンネルで放送される番組をニュース購読ランキング、直接検索ランキング、バズ(口コミ)ランキングの3項目で点数を付け平均化した数値。
同作品は俳優のソン・ジュンギと女優のソン・ヘギョ主演で先月24日に放送がスタートしたばかりだが、視聴率はすでに20%を超えており、CPIは287.4と集計された。
2位のケーブルチャンネルtvNの人気ドラマ「チーズ・イン・ザ・トラップ」(原題、253.6)に圧倒的な差をつけた。
「太陽の後裔」はラブストーリーと災害、ファンタジーをうまく絡み合わせるのに成功した。
同作品は制作費120億ウォン(約11億2000万円)規模の大作で、放送前に撮影と編集を終えた「事前制作」ドラマ。
中央アジアの架空の国を舞台に、災害の現場で他人のために献身する陸軍特殊戦司令部大尉のユ・シジンと医師カン・モヨンの美しいラブストーリーを描いている。ソン・ジュンギとソン・ヘギョが演じる主役2人が織り成す恋模様が人気を集めている。
また、ギリシャと江原道・太白ロケを通じ生まれる異国的な風景も、視聴者が現実を忘れドラマに入り込むのに大きな役割を果たしている。