イ・ユビの携帯拾い脅迫、犯人に実刑判決

　女優イ・ユビ（26）がなくした携帯を返すかわりに多額の現金を要求したとして起訴されていた20代の男性が、実刑判決を受けた。

　ニュース1が15日に報じたところによると、ソウル中央地裁刑事12単独部のペ・ヨンジュン判事は同日、恐喝未遂などの罪で逮捕・起訴されていた29歳の被告に対し、懲役10カ月を言い渡した。

　裁判所は「芸能人たる被害者の携帯電話を贓物（ぞうぶつ）として取得した後、私生活の露出を恐れる被害者から金品をゆすり取ろうとし、罪状は悪質。贓物取得の罪で裁判中に再び犯行に及んでおり、合意や被害回復の努力もない」と判示した。

　被告は昨年10月、イ・ユビに電話をして「なくしてしまった携帯電話を返すので、謝礼として2000万ウォン（現在のレートで約194万円）欲しい。記者に渡せば2000万ウォンもらえる」と脅迫した罪で起訴された。