映画『朝鮮魔術師』(キム・デスン監督)に出演した女優コ・アラが最近、インタビューで「運命的な愛はあると信じている。そんな愛をずっと待っている」と語った。
コ・アラのこうした発言は、配役とも関係がある。コ・アラが演じたチョンミョンは、政治的な人質として望まぬ結婚を目前に控えた公主だが、偶然出会った幻術師に好感を抱き、のめりこんでいく。幻術師のファニを演じたのは「国民の弟」と呼ばれるユ・スンホ。映画では、チョンミョンの立場や二人の身分差が愛を阻む。
俳優コ・アラも、ある意味チョンミョンと似たような立場だ。顔をよく知られた芸能人なので、恋愛をするには、並の用心深さでは足りない。コ・アラは「そんな困難はないとは言えないけれど、本当に好きな人と会ったら、どんな困難も全て押しのけていけると思う。チョンミョンとファニの愛は、現実には存在しない童話のような話だが、そんな魔術のような美しい愛を夢見ている」と語った。
同作は朝鮮最高の魔術師と公主の運命的な愛を描いたファンタジーで、30日に封切りされた。