歌手PSY(本名パク・ジェサン)=37=が、延世大学セブランス子ども病院に5億ウォン(約5000万円)を寄付していたことが分かった。
セブランス病院が12日発表したところによると、PSYは昨年9月30日、セブランス子ども病院に小児心理集団治療室を設置するため5億ウォンを寄付。病院はこの寄付金で、昨年11月1日に「PSY治療室」をオープンしたという。
国民的な人気を受け、「ジェントルマン」の音源の収益金を小児がん患者のため寄付する意向を示していたPSYは使い道を考えていたが、最終的にこの病院に寄付したことが分かった。
小児心理、言語、遊戯療法などを集団的に行う「PSY治療室」は昨年11月から現在まで、約5000人(1日平均10-20人)が訪れ、利用しているとのこと。
セブランス病院の関係者は「PSYさんは寄付したときから広く知られることを望んでおらず、メディアでは報じられなかった。病院では、小児心理集団治療室がPSYさんの名前と相まって子どもたちが親近感を覚えるよう、『PSY治療室』と命名した。子どもたちも親も、抵抗なく楽しく利用している」と語った。