強制執行を逃れるために財産を隠していた歌手パク・ヒョシンに罰金刑が下された。
ソウル西部地裁は22日、強制執行妨害罪で起訴されたパク・ヒョシンに対し、罰金200万ウォン(約20万円)を言い渡した。
裁判所は、経済的に苦しい状態にあったことからパク・ヒョシンがこのような犯行に及んだものとみて、債務相当額を供託した点、被害者が処罰を望んでいない点などを考慮し、上記のような判決を下した。
パク・ヒョシンは2012年6月、大法院(最高裁に相当)で、専属契約問題をめぐり法廷争いを繰り広げてきた元所属事務所に15億ウォン(約1億5000万円)を賠償するよう命じられた。
しかし、パク・ヒョシンは数回にわたる資産追跡や差し押さえにもかかわらず、15億ウォンを賠償せず、現所属事務所から受け取った契約金を事務所名義の口座に隠し、強制執行を逃れようとしたとして、元所属事務所は昨年12月にパク・ヒョシンを告訴した。