【ソウル聯合ニュース】韓国の人気グループ、JYJのジュンスは15日、ソウル市内で行われたニューミニアルバム「必ず昨日」の鑑賞会で、同アルバムのタイトル曲「必ず昨日」の作詞作曲を手がけたシンガーソングライターLuciaとの出会いについて説明した。
ジュンスは「曲を30曲ほど集めて、誰の曲か分からないまま、とりとめもなく聞きました。その中でこの曲が耳に入ってきました。私はラップにはまっていて、この方のことは知らなかったのですが、インディーズで有名なシンガーソングライターでした。私とは同い年です。それからこの方の音楽を探し、今はよく知っています。注意深く触れるように歌う感じが良かったです」と紹介した。
2012年からこれまでに3枚のフルアルバムを発表したジュンスは自らの音楽活動について、収益を考えてアルバムを作らず、トレンドを追う歌手たちとは異なる道を進むというプライドを持っていると強調した。
ジュンスは「音楽は主流、非主流で分けることができますが、何が優位にあるということではありません」と指摘。「このごろのはやりもインディーズで勢いのある方たちです。私は一般の人たちに知られた歌手なので主流だと思いますが、ヒットメーカーにこだわらず、良い曲を得たいと思いました。ヒットするしないということから距離をおき、まとまったものより、歌手の感情が自由に表現された音楽が最も率直だと考えました」と説明した。
また、今回のアルバムには「Tarantallegra」(2012年5月)、「Incredible」(2013年7月)、「Flower」(2015年3月)の3枚のアルバムを整理する意味で、3アルバムのタイトル曲がアコースティックバージョンで収録された。
ジュンスは「秋に合わせて力を抜いてバラードをタイトルにしたアルバムを出してみようという考えが大きかったのですが、これまでの3枚までの歩みを整理して進もうという感じもありました」と話した。
さらに、メンバーのジェジュンとユチョンが兵役中であることについてジュンスは「頼れる場所がないという感じは明確にありました」とした上で、「2人が軍隊へ行ってはじめて感じました。それだけ大きい存在でした。私たちは普段は個別に活動をして、いつも連絡するようなスタイルではないのですが、2カ月ぶりに会っても昨日会ったような実の兄弟のような間柄です。ユチョンもこの間、美容室で会いましたし、ジェジュン兄さんからはコレクトコールでよく電話がきます。軍隊でも明るくて適応がうまく、天性の軍人みたいです」と笑顔で話した。
ジュンスは19日のアルバム発売後、24~25日に横浜で単独公演を行い、アジアツアーのスタートを切る。