イ・シヨンのデマ流布した記者に事前拘束令状

 ソウル中央地検は、女優イ・シヨンさんの性行為を収めた動画があるという虚偽の内容を記した証券業界の情報誌(通称:チラシ)を流布した(情報通信網法違反)として、専門誌のS記者に対し、事前拘束令状(容疑者の身柄を確保できていない状態で捜査機関が裁判所に請求する令状)を請求した、と25日発表した。

 検察によると、S記者は今年6月末、「イ・シヨンさんと所属事務所がもめた際、イさんの性行為を収めた動画が流布し、イさんが自殺を図った」とする虚偽の事実をメールやカカオトーク(スマートフォン向け無料チャット・通話アプリ)などで広めた疑いを持たれている。このメッセージは瞬時にソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)などを通じて拡散し、イ・シヨンさんの所属事務所は直ちに検察に告発した。検察の関係者は「S記者が広めた文章は記者や補佐官、情報屋などを通じ広まった典型的な『チラシ』で、S記者が自分の犯行を隠すため携帯電話から関連資料を削除するなど証拠隠滅を図ったことから、拘束令状を請求した」と語った。

チェ・ジェフン記者
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