YGヤン代表、スポーツ紙記者を名誉毀損で訴える

　YGエンターテインメント（以下、YG）と同社のヤン・ヒョンソク代表があるスポーツ紙の記者を相手取り訴訟を起こした。

　法曹関係者やYGによると、YGとヤン代表は先月、自分たちの名誉を毀損（きそん）したとして、あるスポーツ紙と同紙に所属するA記者を相手取り、それぞれ1億ウォン（約1050万円）ずつ、計2億ウォン（約2100万円）の損害賠償請求訴訟をソウル西部地裁で起こした。YG側は「A記者は虚偽の事実を記載し、私たちの名誉を失墜させた」と主張している。

　A記者は先月、コラムなどでYG所属アーティストの麻薬関連疑惑など書いており、これを問題視したものということだ。YGの訴えについて、A記者側は「名誉を毀損する意図はなかった」としている。 A記者の弁護人は「名誉毀損ではなく、検察に公正な捜査を求める趣旨だった」と主張している。