「日本語入り衣装」で物議のBlock Bピオ、謝罪するも非難殺到

「日本語入り衣装」で物議のBlock Bピオ、謝罪するも非難殺到

 アイドルグループBlock B(ブロックビー)のメンバー、ピオが光復節(日本による植民地支配からの解放を記念する日)を祝う音楽フェスティバルで日本語がプリントされた衣装を着ていたことについて、本人や所属事務所は正式に謝罪したものの、非難の声が相次いでいる。

 所属事務所Seven seasonsは16日に公式フェイスブックに謝罪文を掲載したが、これに対し、翌17日午前現在で480以上のコメントが書き込まれた。ファンからの愛情のこもった叱咤(しった)激励もあるが、強い口調で非難する書き込みもある。

 あるインターネットユーザーは「民族の魂を死滅させようという民族抹殺政策の一環で文字(ハングル)が書けなかったのに、(そうした支配から)解放された日を記念するイベントで日本語が書かれた衣装を着てくるとは正気なのか」と非難を浴びせた。また別のネットユーザーは「本人が衣装着たとき『これ問題があるよ』と言って変えるのが普通ではないのか。スタイリストからピオに渡されるまで、何人かはその衣装を見たはずなのに、問題提起が一度もなかったとすれば本当に問題だ」とコメント。

 ファンクラブ会員を自称する人物も「メンバーの中には日本に留学した人がいるし、日本語が上手に話せるメンバーもいるのに、気が付かずにステージに上がったのか、ピオ自身は知らなかったのか、ファンとして残念」と書き込んだ。

 ピオは15日、ソウル・汝矣島の漢江市民公園で行われた「光復70年フェスティバル」でBlock Bの一員としてステージに上がった際、日本語で「問題ない」とプリントされたシャツを着ていたため非難を浴びている。

キム・ウング記者
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