女優ハン・ヒョジュが映画『ビューティー・インサイド』で共演した日本の女優・上野樹里の演技に対する情熱をたたえた。
ハン・ヒョジュは10日、ソウル市鍾路区のカフェで行われたインタビューで「今回の作品を通じ、上野樹里さんに初めて会ったのだが、本人の役割をしっかりこなす女優さんだと思った。いろいろ参考になった」と感謝の気持ちを伝えた。
ハン・ヒョジュは同映画で、朝目が覚めると毎日別人になっている男を愛する女性ホン・イス役を演じた。イスは偶然客として会ったウジンにひかれ、ウジンの姿を受け入れるというキャラクター。計123人がウジン役で出演し、このうち比重の高い21人のウジンのうち一人を、上野樹里が演じた。
ハン・ヒョジュは「上野樹里さんは役柄について本当にたくさん研究したようだ。シナリオに出てくるウジンよりも多様で、複雑なウジンを作り上げた」と語った。さらに「監督とあれこれ話をし、自分の考えも持っていた。台本の余白にぎっしり書き込みがあった」とコメント。また「上野樹里さんの演技を見ていると、女性なのに、内面が男性のような感じがした。よりいっそうスムーズに演技をすることができた」と話した。
なお、『ビューティー・インサイド』は朝目が覚めると毎日別人になっている男ウジンと、彼を愛する女性イスによるファンタジー・ロマンスを描く。1990年代からCM監督として活躍してきたペク・チョンヨル監督が演出を手掛けた。8月20日公開。