【ソウル聯合ニュース】トロット(韓国演歌)の女王、イ・ミジャ(73)が8月15日午後2時から、東京の日比谷公会堂で光復(日本による植民地支配からの解放)70周年を記念し無料コンサートを開く。
在日本大韓民国民団(民団)の招請を受けたもので、イ・ミジャ側の関係者は「民団の光復70周年の記念式に続き公演を行う」と説明。「韓国と日本の冷え込んだ関係が続いているだけに、意味の大きい日に両国の懸け橋の役割を果たせる意義深い場なので参加することにした」と話している。
イ・ミジャは1959年に「19歳の純情」でデビュー。韓国が困難だった時代に大衆の哀歓を歌った国民的歌手で、「韓国の美空ひばり」と呼ばれるほど実力と人気を誇った。ヒット曲は100曲以上で、日本でも活動した。現在も韓国で全国ツアーを行うなど精力的に活動している。
今回の公演では「椿姫」「島の村の先生」などのヒット曲のほか、美空ひばりの「悲しい酒」など日本の曲3曲も披露する。
ゲストとして歌手のチョ・ヨンナムが出演する。