女優パク・シヨンが、自分の写真を無断で使用した広告主を相手取り提起した訴訟で勝訴した。
ソウル中央地裁は17日、パク・シヨンがファッション・ウィッグ・メーカーA社を相手取り起こした損害賠償訴訟で、請求額4000万ウォン(約442万円)を相当とし、A社に支払いを命じた。
パク・シヨンは2010年5月、A社と広告モデル契約を結んだ。A社は契約が満了となった後もおよそ1年4カ月にわたり、ホームページやポータルサイトで広告にパク・シヨンの写真を使用していたという。
裁判所は、A社の違法行為により、パク・シヨンが同期間におよそ7833万ウォン(約865万円)の損害を受けたことが認められるとして、A社に対し、パク・シヨンが請求した4000万ウォンを支払うよう判決を下した。
ただし、慰謝料については「芸能人の肖像権は一種の財産権として保護の対象。財産上の損害以外の精神的損害が発生したと見るのは難しい」とした。