「演歌の女王」ことキム・ヨンジャ(56)が交通事故に遭い、ろっ骨を折るけがをした。
所属事務所SCエンターテインメントが11日発表したところによると、キム・ヨンジャは9日午後11時15分ごろ、ソウル外郭循環高速道路の始興料金所付近で交通事故に遭ったという。京畿道文化の殿堂(京畿道水原市)で公演を行った後、マネジャーが運転する車に乗り帰宅する途中、前の車が急に停車し事故が起こった。
この事故で、キム・ヨンジャは右の第10ろっ骨を折るけがを負った。キム・ヨンジャの関係者は「現在、病院で治療を受けている。全治5週間と診断された」と打ち明けた。
これにより、今後予定されていた公演の開催が危ぶまれている。目下のところ、日本公演が問題だ。キム・ヨンジャは16日、17日の両日、日本でコンサートが予定されている。キム・ヨンジャ側は「日本公演はチケットが完売となっており、中止するのはさまざまな面で難しく、キム・ヨンジャは座ってでも歌うという意向を示している」とコメント。23日に予定されている釜山公演は、開催をめぐり主催者側と協議する予定。キム・ヨンジャ側は「韓国でも予定されていたスケジュールがあったが、けがによりやむを得ず中止した」と話した。