日本初開催の韓流フェス「KCON」 1万5千人来場

【ソウル聯合ニュース】K-POP公演やビューティー、ファッション、フードなど韓国の文化や製品を体験できるイベント「KCON 2015 Japan」が22日、さいたまスーパーアリーナで開催され、1万5000人以上が来場する盛況ぶりとなった。主催の韓国大手総合コンテンツ企業、CJ E&Mが23日に伝えた。

 KCONはK-POP公演と企業展示会を兼ねたイベントで、2012年に米ロサンゼルスで初開催され、来場者を毎年2倍以上増やしてきた。アジアでの開催は今回が初めて。

 イベントにはビューティー、ファッション関連の中小企業など計65社が参加し、日本のバイヤーに韓国の製品を売り込んだ。

 中小コスメメーカーのハンステックはゴールド成分を含有するせっけん2万ドル(約240万円)相当、洗顔用せっけん1000個などの輸出契約を結んだ。

 同社の関係者は「日本で一般の展示会に何度出展しても契約に至らなかったが、今回はバイヤーが契約に積極的だった。韓流に対する高い関心が韓国製品への好感につながり、日本での広報がやりやすくなった」と話している。

 また、韓国のライフスタイルを体験できる企業ブース、アーティストと近い距離で触れ合える「Meet&Greet」、カバーダンスショーケース、韓流ビューティーレッスンなど、主に若い女性をターゲットにしたイベントを開催したことで、40代以上が中心だった過去とは違い10~20代の来場者が全体の8割以上を占めた。

 一方、イベントのフィナーレを飾った「M Countdown」コンサートには男性グループのINFINITE(インフィニット)、Block B(ブロックビー)、超新星、2PMのJun.K、ガールズグループのSISTAR、KARA元メンバーのニコルらが出演した。

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