俳優で歌手のイム・チャンジョンと元妻でプロゴルファーのキム・ヒョンジュの離婚をめぐり、虚偽の事実を流布したインターネットユーザーらが裁判所に引き渡された。
キム・ヒョンジュは昨年4月、ネットユーザー20人を名誉棄損および侮辱の疑いでソウル江南警察署に告訴。警察から事件を送致された検察は、そのうち10人を3月27日にソウル中央地方裁判所に起訴した、とイム・チャンジョンの所属事務所NHメディアが8日発表した。残る10人は所在不明のため、捜査再開を前提に起訴中止処分となった。
該当のネットユーザーらはコミュニティーに「キム・ヒョンジュが元夫イム・チャンジョンとの婚姻期間中に不倫し、第三子(息子)を出産した。これはDNA鑑定の結果分かったことで、キム・ヒョンジュはイム・チャンジョンと離婚し、第三子を引き取ることになった」といううわさを流布した疑いがある。
警察は捜査過程で、イム・チャンジョンの子ども3人のDNA鑑定を実施。3人とも同一の父系と母系の血縁関係が成立することを立証した。ソウル中央地方検察庁は、被告訴人たちが書き込んだ掲示物の内容が全て虚偽だということを突き止めた後、IPアドレス(ネット上の住所に相当)の追跡などを通じて加入者情報を確認した。
NHメディア側は「キム・ヒョンジュは2013年4月、イム・チャンジョンと離婚したころから無分別で無謀な一部のネットユーザーによって、全く根拠のないうわさで「不倫女」あるいは「不倫で子どもまで出産し、それが原因で離婚した人」という烙印を押され、深刻な精神的苦痛を受けてきた」と説明した。