KANGTAとBoAにまたもストックオプション1万株

　芸能事務所SMエンターテインメント（以下、SM）の取締役を務めている歌手KANGTA＝本名アン・チルヒョン＝とBoA＝同クォン・ボア＝に再びストックオプション（従業員自社株購入権）が付与された。

　韓国の大手芸能事務所の一つで、コスダック（韓国店頭市場）上場企業でもあるSMは3月末、2014年の実績などを話し合う株主総会で、役員・社員139人に対し、合計63万株についてストックオプションを個別に付与した。キム・ヨンミン代表には1万5000株が付与され、残りは多くて1万株、少なくとも3000株がストックオプションとして与えられた。

　ここで目を引くのは、長年にわたりSMに所属し、今や同事務所のシンボル的存在となった歌手KANGTAとBoAにもそれぞれ1万株ずつストックオプションが付与されたことだ。2人はSMの取締役でもある。

　今回のストックオプションの行使価格は3万5587ウォン（約3900円）だ。期間は2018年3月27日から19年3月26日までで、この期間内に株価が行使価格を上回れば、2人を含むSM役員・社員はストックオプションを行使することにより差益を得ることができる。SM株の6日の終値は3万6250ウォン（約3975円）だった。