歌手キム・ウジュが兵役逃れの疑いで在宅のまま起訴された。
ソウル中央地検は、現役兵として入隊するのを避けるため、数年間精神病を患っているかのように振る舞い、現役入営対象者から除外されたとして、キム・ウジュを在宅のまま起訴した、と20日発表した。
検察によると、キム・ウジュは2012年3月から昨年5月にかけて、42度にわたり国立ソウル病院の精神科で治療を受けたという。キム・ウジュは医師に対し「8年前から霊が見え始めた」「霊に驚き倒れてしまい、救急センターに2度運ばれたことがある」「不安であまり外出できない」と話し、精神病患者のように振る舞っていたとのことだ。
これを受け、国立ソウル病院は昨年9月、キム・ウジュに「詳細不明の非器質性精神病」という病名で診断書と医務記録写本証明書を発給。キム・ウジュはこの診断書などを兵務庁に提出し、同年10月、社会服務要員召集対象者として兵役処分を受けた。
なお、キム・ウジュは2005年にデビューし、ソロシンガーとして活動してきた。昨年11月には3枚目のアルバムを発表している。