1月公開の韓国映画は若手スターが勢ぞろい

1月公開の韓国映画は若手スターが勢ぞろい

 今年1月に公開される新作映画では、若手人気俳優たちの熱い対決が予想される。ヨ・ジング、イ・ミンギ、イ・ミンホ、イ・スンギ、パク・ヘジンなど韓国映画界のニュースターたちが劇場に勢ぞろいする。

 映画『ファイ:悪魔に育てられた少年』(2013年)で主役級の存在感を見せたヨ・ジング。1月にはイ・ミンギと共に、男優2人による「化学反応」を起こす。28日公開の『俺の心臓を撃て』で、2人は同い年の友人スミョンとスンミンを演じ、深い友情を分かち合う。

 社会に出たがらないスミョン役のヨ・ジングと、自由奔放なスンミン役のイ・ミンギによる「正反対の魅力」が興味深い。疲れ切っているように見える長髪のヨ・ジング、茶目っ気たっぷりの表情で前髪が特徴的なイ・ミンギというルックスも対照的で、いっそう期待を集めている。

 大ヒットドラマ『花より男子-Boys Over Flowers』や『相続者たち』などで世間知らずの貴公子役がハマっていたイ・ミンホだが、新作ではワイルドな男を演じる。ソウル・江南地区の開発をめぐる利権争いに巻き込まれる男2人を描く『江南1970』(ユ・ハ監督)で、イ・ミンホは主人公ジョンデを演じる。『卑劣な街』のチョ・インソン、『マルチュク青春通り』のクォン・サンウに続き、男の魅力を引き出す第一人者ユ・ハ監督作品でイ・ミンホがブレークできるか、注目される。

 これまでテレビドラマで主に活躍してきたイ・スンギは、ロマンチック・コメディー映画『きょうの恋愛』で今の韓国の典型的な「平凡男子」を演じる。現実では少女時代ユナと交際中だが、映画では恋におくてのジュンスに扮(ふん)する。ジュンスは女の子のお願いを全て聞き入れてあげるのに、いつも交際100日目を迎えられずに振られてしまう情けない男子。18年間進展がないヒョヌ(ムン・チェウォン)と「友達以上」になろうと一人でヤキモキし、恋に悩む男子たちの気持ちを代弁する。

 「新韓流スター」パク・ヘジンは、映画『雪海』で純情な男性主人公を演じる。この作品は今風とは言えないが、愚直で正統派の恋愛物。演じるのは骨髄異形成症候群(MDS)を患う女性に対し愛を貫く男サンウ役だ。水に入るのが嫌いだったというパク・ヘジンだが、競泳選手という設定のため水泳を習い、水族館での撮影も代役なしでこなしたという。見事に鍛えられたパーフェクト・ボディーも見どころだ。公開は8日。

アン・イスル記者
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