俳優イ・ジョンジェが、いわゆる「東洋グループ事態」の被害者から告発される境遇に置かれたことを受け、所属事務所C-JeSエンターテインメント側は困惑しているとし、法的な対応をしていく意向を示した。
同事務所は14日「イ・ジョンジェは高級マンション『ラテラス』施工の件や東洋グループの問題とは無関係だと何度も申し上げており、今回の告発は非常に困惑している」とした。
続けて「あらためて、イ・ジョンジェはこの事業と直接関係がなく、施工会社や開発業者との具体的な取引内容についても全く知らないということを申し上げたい。今後、担当弁護士と相談し、法的に対応する」と主張した。
東洋被害者対策協議会はこの日、投機資本監視センターと共に、イ・ジョンジェを背任罪で、東洋のイ・ヘギョン副会長を業務上背任罪で、ソウル中央地方検察庁に16日告発すると発表した。「ラテラス建設事業」をめぐり、イ・ヘギョン副会長がイ・ジョンジェに違法な支援をしたというものだ。