【ソウル聯合ニュース】巨額の資金を投じて済州島にホテルを建設した韓国の人気グループJYJのジュンスさんが詐欺容疑で告訴されたことが7日までに分かった。
警察によると、ホテルの建設に関わった建設会社2社が先月12日、ジュンスさんを詐欺容疑で済州の警察署に告訴した。事件が移管されたソウルの警察署の関係者は、今月中にジュンスさんを呼び事情を聴く方針であることを明らかにした。
済州地裁は先月、ジュンスさんに貸付金の支払いを命じるよう求めた2社の申し立てを受け入れ、ジュンスさんに対し2社にそれぞれ約30億3000万ウォン(約3億2700万円)と約18億7000万ウォン、計約49億ウォンを支払うよう命じた。
2社は2013年4月から14年8月まで同ホテルの建設に参加した。2社は「(ジュンスさんから)借用証を受け取りホテルの施設資金を貸したが、返済されなかった」と主張している。
一方、ジュンスさん側は「借用証を書いたのは事実だが、会計処理のために作っただけ」として、資金を借りた事実はないと否定。この2社が工事の資材費を着服したと反論している。