映画『国際市場』に出演した新人俳優コ・ユン(本名キム・ジョンミン)が、与党セヌリ党の金武星(キム・ムソン)代表の息子だということが分かった。
コ・ユンは同作で、「興南撤収(6・25戦争〈朝鮮戦争〉時の1950年12月、難民約10万人が北朝鮮から韓国に海路で避難した作戦)」のシーンに登場。米国の将軍に避難民の移送を訴える実在した通訳官、故ヒョン・ボンハク博士役を演じた。
コ・ユンは演出部のスタッフとして映画界に足を踏み入れた後、俳優に転向。ドラマ『IRIS-アイリス-』でデビューした。最近終了した水木ドラマ『Mr.Back』(MBC)では、ウン・ハス(チャン・ナラ)に片思いする純情男カン・ギチャン役を熱演。また、15日公開の映画『きょうの恋愛』にも出演するなど、活動の幅を広げている。
金武星代表は先月31日、コ・ユンと映画を鑑賞した後、息子の演技について「皆さんが判断してほしい」と話していた。