女優ソン・イェジンが映画『海賊:海に行った山賊』(以下、『海賊』)で主演女優賞を獲得した。
ソン・イェジンは21日午後7時40分、ソウル・汝矣島のKBSホールで行われた第51回大鐘賞映画祭授賞式で、主演女優賞の受賞者として名前を読み上げられた。
ソン・イェジンは「心臓が外に飛び出そうなくらいドキドキしている。『海賊』で身に余るほどの愛をいただいた。この場に立つと『体調を崩してもいいから、撮影時にもっと体を酷使すべきだった』と感じる。『早く撮影が終わったらいいのに』と思っていた自分が恥ずかしい」と語った。
そして「私よりもっと苦労なさったであろう、『海賊』制作のプロセスにかかわった全ての皆さんがしたことに比べれば、私がしたことなんてないに等しい。私の代わりにこの栄光を受けるべきなのは皆さんなのに、申し訳ない気がする。(男性主人公を演じた)キム・ナムギルさん、ありがとう。(共演者の)イ・ギョンヨン先輩、f(x)ソルリさん、大勢の皆さんとご一緒できて本当に心強く、幸せだった」とも語った。
また「演技はすればするほど怖くなってくる気もする。自分との闘いで妥協してしまいそうだ。自責の念が鈍くなる自分自身を反省し、あらためて気を引き締めたい」と今後の抱負も口にした。
主演男優賞は『鳴梁』のチェ・ミンシクに贈られた。新人女優賞は『人間中毒』のイム・ジヨン、新人男優賞は『海霧』のJYJユチョンが手にした。新人監督賞は『弁護人』のヤン・ウソク監督が、監督賞は『最後まで行く(A Hard Day)』のキム・ソンフン監督が受賞した。