JYJ 初の日本ドームツアー=「とてもうれしい」 

JYJ 初の日本ドームツアー=「とてもうれしい」 

【東京聯合ニュース】韓国の人気グループJYJは19日、同日行われる東京ドーム公演の前に開かれた記者会見で「以前の問題が円満に解決し、日本のメディアと記者会見もでき、とてもうれしかったです」と話し、喜びを表わした。 

 JYJは2009年10月、前所属事務所のSMエンタテインメントを相手取り起こした専属契約効力停止仮処分が受け入れられてから、新たな事務所、C-JeSエンターテインメントを通じてエイベックスと日本活動のマネジメント契約を結んだ。しかし、活動範囲をめぐり双方の意見が衝突し、エイベックスが10年9月に一方的に専属契約解消を通知。JYJは日本で独自に活動を展開することになり、活動内容は制限された。

 今年2月にC-JeSエンターテインメントとエイベックスが法的紛争の終了に合意。今回の日本3都市ドームツアー開催に至り、来月ごろにはJYJとして初めて日本語でのシングルもリリースすることになった。  

 JYJはこれまで日本のメディアで取り上げられなかったが、17日に日本メディア向けの会見を行った。ジェジュンは「公演をしても日本のどのメディアにも記事が1行も出なかったです」とし、「これからはわれわれの活動が多くの方々に紹介され、公演を見ない方にもメディアを通じて紹介することができてとてもうれしいです」とコメントした。 

 今回の東京ドーム公演はJYJとしては初となる日本ドームツアーで、18~19日の東京ドームに続き、12月13~14日には京セラドーム大阪、23~24日には福岡ヤフオク!ドームで開催される。東京ドームでの公演は3回目。   

 ユチョンは「(18日の公演の前は)手が震えて食べた物が消化されないくらい緊張しました」とした上で、「日本のファンの皆さんにあまり会うことができなかったのに、待っていてくれて感謝しています」と語り、ファンに感謝の言葉を伝えた。

 ジェジュンとジュンスも「長い間、私たちを応援してくれた方々と一緒にいて、家族のように暖かい雰囲気でした」とコメントした。

 18日の公演では東方神起時代の曲である「Begin」を披露し、注目を集めた。ジュンスは「『Begin』の歌詞に私たちがファンに伝えたい気持ちが含まれていて、思い出もある曲なので選曲しました」と説明した。 今年で韓国デビュー10周年を迎え、来年は日本デビュー10周年となることについて、ジュンスは「10年という時間は喜怒哀楽をすべて持っているほど、きらびやかながらも迂余曲折が多く、平凡な20代の人生ではなかったと思います」と話す。「しかし多くの経験を得た時期で、50歳、60歳になっても私の人生における20代は最も忘れることができない10年だと思います。20代がなかったら30代もないので、後悔することなく幸せな10年だったと言いたいです」と強調した。 

 ジェジュンは日本で韓流が衰退しているという見解が多い中、人気が衰えない秘訣について、「多くの方が応援してくれる理由は私たちも知りたい」と笑顔で答えた。

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