故チェ・ジンシルさんの娘チェ・ジュニちゃんが、母に代わり功労賞を受賞した。
忠南大学(大田市)の正心華ホールで15日、大田ドラマフェスティバル「APANドラマスター・アワード2014」が開催された。
この日、功労賞受賞者として故チェ・ジンシルさんの名前が呼ばれた。ステージ上の画面には、生前のチェ・ジンシルさんの姿を収めた映像と共に「私たちが愛した女優・故チェ・ジンシル、永遠に忘れません」という字幕が映し出された。
母に代わり功労賞を受けるため登場したジュニちゃんは「ママに代わり、このような賞を受け取ることになりうれしい。今、周りには本当にありがたい人たちが多い」と話すと涙を見せた。
続けて私にはママとパパ、叔父など家族がいないけれど、常に理解してくれる先生方に感謝している。兄もこの場に来られたらよかったのに。ママと叔父、パパが天国で幸せに過ごしていたらうれしい」と話した。
この場にプレゼンターとして現れた女優キム・ヒソンは、ジュニちゃんのコメントに目頭を熱くし、後ろを向いて涙をふく姿を見せた。
故チェ・ジンシルさんは2008年10月2日午前、自宅で自ら生涯を終えた。チェ・ジュニちゃんの父で元プロ野球選手のチョ・ソンミンさんは2013年1月、叔父チェ・ジニョンさんも2010年、自ら命を絶った。