まるで南太平洋! 済州島の海を楽しむ

 美しい自然環境と中央にそびえる漢拏山、そして温暖な気候…。済州島は観光客にとってぜひ一度は訪れてみたい夢の観光地だ。中でも一番の見どころは、済州島をぐるりと取り囲むエメラルドグリーンの海。まるで南太平洋の島に来ているかのようだ。

 そんな済州島の海の中と外を一度に満喫してみてはいかが? それには「済州島7大郷土料理」に選ばれた「ソンゲグク(ウニ汁)」と済州島の東側にそびえる「城山日出峰」、東洋最大規模の「アクアプラネット」、水深40メートルまで探索できる「西帰浦潜水艦」を体験するのが一番だ。

城山日出峰から見る日の出は人々を感動させる。
▲ 城山日出峰から見る日の出は人々を感動させる。

■海の上にそびえる峰、城山日出峰

 済州島の東側にある城山日出峰を楽しむには、頂上に登ってみることだ。高さ182メートルという峰の頂上に立つと、海や村、そして広い草原が絶景を織りなす。晴れた日は漢拏山まで見え、絶景中の絶景となる。

 階段を登り切ると、直径600メートル、面積8万坪(約26万平方メートル)の噴火口が見えてくる。噴火口のきわには99の岩峰が立っており、まるで城郭にぐるりと囲まれているようだ。

 城山日出峰をいろいろな角度から見るには、遊覧船が一番だ。城山港発の遊覧船は牛島を経て城山日出峰を通る。ここからは潮風に吹かれながら、日出峰の複雑な地層や、峰にぶつかってくだける波を体感できる。

城山日出峰の頂上からは済州島の海や城山浦が一望できる。
▲ 城山日出峰の頂上からは済州島の海や城山浦が一望できる。

■いろいろな海洋生物に会える、アクアプラネット

 自然の壮大さと美しさをたたえるソプチコジ(渉地岬)近くには、現代的なセンスが光る建物がある。東洋最大の規模を誇り、済州島の海洋生物が観察できる水族館「アクアプラネット」だ。

 アクアプラネットでは、それぞれの水槽で数十から数百種の魚が飼育されている。まず、入り口では世界各地の有名な島をそのまま持ってきたような「世界の島」とアザラシが入場者の視線をひきつける。丸い瞳のアザラシが愛嬌(あいきょう)を振りまく姿はぜひカメラに収めておきたい。

アクアプラネットではさまざまな海洋動物を見ることができる。
▲ アクアプラネットではさまざまな海洋動物を見ることができる。

 「アザラシをもっと見たい!」という方は1階へ。ここでは透明なパイプを華麗な身のこなしで上り下りするアザラシが見られる。

 地下に降りていくと、縦8.5メートル、横23メートルの超大型水槽が現れる。アクアプラネットのシンボルであり、ハイライトでもあるこの場所は視野に収まりきらないほど巨大だ。さまざまな生物が悠々と泳ぐ様は、済州島の海の中にいるかのようだ。

■済州島の海中を探検する、西帰浦潜水艦体験

 済州島のエメラルドグリーンの海はため息もの。そのエメラルドグリーンの秘密を知りたければ、潜水艦に乗って海の中に入ってみよう。海中体験は済州島の各地でできるが、中でも西帰浦地域の潜水艦コースがオススメだ。

潜水艦の中からは済州島の海中や水中ショーが楽しめる。
▲ 潜水艦の中からは済州島の海中や水中ショーが楽しめる。

 ここは海中撮影大会が開催されるほど海中の風景が美しく、世界最大のトゲトサカサンゴ群落地に出会えるからだ。

 約40メートル下がると、海中体験のハイライト、サンゴ群落地が広がってくる。潜水艦の明かりに応えるかのように赤い光を放つサンゴの美しさは見逃せない。さらに、ここでは数千年もの間、海の底に沈んでいる難破船を見ることもできる。

■口の中いっぱいに広がる海の香り、ソンゲグク

 済州島の海の味を知りたいなら、ソンゲグク(ウニ汁)がオススメだ。ソンゲグクは独特のコクがあるのに後味はサッパリしている。

 ソンゲグクは西帰浦を代表する料理だ。西帰浦では祭りや法事などの慶弔事にソンゲグクを作ってお客様をもてなす伝統がある。ソンゲグクはこうした伝統と味によって「済州島7大郷土料理」に挙げられている。

ワカメと一緒に煮込んだソンゲグクは独特のコクがある。
▲ ワカメと一緒に煮込んだソンゲグクは独特のコクがある。

 西帰浦の岩盤には、ムラサキウニが多く生息している。ムラサキウニの卵は濃い黄色で、味がいい。ソンゲグクの作り方は簡単だ。沸騰したお湯にワカメとウニを入れ、しょうゆと塩で味を整えればサッパリしたソンゲグクの出来上がり。

 済州島の美しい自然は疲れた現代人を癒してくれる。中でも済州島の海は見ているだけで心の平安を取り戻せる。済州島は海の中も外も、お楽しみがいっぱいだ。

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