今月11日、華やかな花火が仁川・松島の夜空を彩った。また、楽しげな音楽に合わせて色とりどりの花火が打ち上げられ、観る人の目と耳を楽しませた。「松島音楽花火フェスティバル」はまさに未来都市を思わせる松島で、涼しくなった秋の夜空を美しく染めた。
当日はフェスティバルが本格的に始まる前から、仁川アートセンター近くの湖に多くの市民らが駆け付け、花火を少しでも近くで見ようと、湖畔にござを敷いて席を確保していた。
家族や友人同士で訪れた人たちを見ていたら、夕日が沈み始めた。フェスティバルを記念するかのように、オレンジ色の夕焼けが美しく輝いていた。
午後8時、「5、4、3、2、1」という市民らのカウントダウンに合わせ始まったフェスティバルは、会場に流れる音楽に乗って、仁川の夜空を彩った。国内外のアーティストたちによる音楽に合わせ、華やかに輝く花火が市民らの目と耳を楽しませた。フェスティバルの最後を飾った数百発の花火は、空を金色に染めた。30分間にわたり目と耳で花火を楽しんだ市民らは歓声を上げ、拍手をした。実際には30分だったが、現場では一瞬の出来事のように感じられた。
会場で会ったチョン・スンホさん(仁川市)は「昨年の花火フェスティバルがとてもよかったので、今年も見に来た。昨年は遠くから見たのだが、今回は4時間前に来て待っていた。とても楽しかった」と話した。
この日、もう一つの見ものだったのが松島の夜景。Gタワーをはじめ松島の夜景は未来都市を思わせ、花火とはまた違う華やかさだった。
なお、松島音楽花火フェスティバルは50回目を迎える「仁川市民の日」を祝うと同時に「仁川アジア大会」成功への感謝、「仁川アジアパラ大会」の成功を祈願するイベントとして開催された。