SM訴えたEXOルハン、驚きの主張

SM訴えたEXOルハン、驚きの主張

 人気グループEXOのメンバー、ルハンが所属事務所SMエンターテインメントを相手取り訴訟を起こした理由が一部明らかになった。

 ルハン側は聯合ニュースとのインタビューで「広告撮影などでルハンの占める割合がほかのメンバーに比べ大きかった。しかし、こうした具体的な状況を考慮せず、収益を各メンバーに同等に分配する構造は公平とは言えない」と主張した。私生活の制約、休暇の差別、一方的な収益精算なども訴訟の大きな理由に挙げているが、メンバー間の収益分配で自分がもっと多くを手にすべきと考えているわけだ。

 アイドルグループはメンバー間で収益を配分しており、グループごとに差がある。メンバーのうち1人、2人が注目を受ければ、それより認知度が低いメンバーのため、収益を公平に分けるのが一般的だ。ルハンの場合、EXOのメンバーとして「僕たちは一つ」との掛け声を発しながら、自分が考える評価とそれに対する収益配分をさらに要求したというわけだ。一部では「アイドルグループはチームとして活動していることを考えると、情緒の面で納得しがたい主張だ」との意見も出ている。

 ルハンは10日午前、ソウル中央地裁にSMエンターテインメントを相手取り専属契約効力不存在確認訴訟を起こした。同訴訟では法務法人ハンギョルが代理人を務める。EXOのクリスが起こした訴訟でも、ハンギョルが代理人を務めている。

 専属契約効力不存在確認訴訟とは、原告と被告の契約内容に問題があるため、契約効力が最初から存在しなかったとの確認を求めるものだ。つまり、ルハンはSMエンターテインメントとの間の契約内容に問題があると主張していることになる。

コ・ギュデ記者
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