俳優チョン・ジュノの口座から8000万ウォン(約800万円)を奪った元ロードマネージャーA被告に懲役1年が言い渡された。
ソウル中央地裁は、窃盗および常習詐欺容疑で起訴されたA被告に懲役1年を言い渡した、と2日発表した。
2012年8月から1年ほどチョン・ジュノのロードマネージャーを務めたA被告は昨年1月から9月にかけて銀行業務を行った際、ひそかにより多くの金を引き出し、計5回にわたり200万ウォン(約20万円)を盗んだ疑いで裁判ざたに。また、チョン・ジュノが席を外した際にかばんからデビットカードを取り出し、計24回にわたり7990万ウォン(約799万円)を別の人の口座に移した疑いも受けている。A被告はオンライン賭博で1億ウォン(約1000万円)をすり、資金を用意するために犯行に及んだものとみられる。
判事は「被告人が過ちを深く反省している点、チョン・ジュノさんが積極的な処罰を望んでいない点から、情状酌量の余地がある。しかし被害金額のうち6700万ウォン(約670万円)がまだ返済されていない点、数年前からオンライン賭博にのめり込み、大金を失っても再び賭博資金を用意しようとして常習的に及んだ犯行だという点を考慮し、実刑を言い渡す」とした。