【釜山聯合ニュース】第19回釜山国際映画祭が2日開幕する。11日までの10日間、釜山の町が映画の熱気に包まれる。
開幕式は2日午後6時、釜山市内の映画祭専用館「映画の殿堂」で開かれる。ハリウッドで活躍する俳優の渡辺謙と、韓国を代表する女優のムン・ソリが司会を務める。
女優のオム・ジョンファ、ク・ヘソン、俳優のユ・ジテ、チョ・ジェヒョン、中国の女優、湯唯(タン・ウェイ)や映画監督ら国内外の映画人約300人がレッドカーペットに登場する。
同日午後8時から、オープニング作品として台湾のニウ・チェンザー監督の「軍中楽園(Paradise In Service)」が上映される。11日午後の閉幕式後にはクロージング作品として香港のリー・ビウチュン監督の「大茶飲(Gangster Pay Day)」が上映される。
今年の映画祭には昨年を上回る79カ国・地域の314作品が招待される。招待作品の上映以外にも、特別プログラムとしてチョン・ジヌ監督の「韓国映画回顧展」、トルコ映画100周年を記念した「トルコ独立映画特別展」、グルジアの女性監督作品を紹介する「グルジア特別展」が開催される。
香港のアン・ホイ、ピーター・チャン監督、中国のチャン・イーモウ監督、ハンガリーのタル・ベーラ監督ら世界の巨匠たちも釜山を訪れる。韓国のキム・テヨン監督と今年結婚した湯唯も自身の主演作「黄金時代」上映後の記者会見に出席するなど、注目が集まる。