「事業中断と少女時代の脱退、二者択一を迫られた」
人気アイドルグループ少女時代のメンバーから外されたジェシカは、今も「脱退を通告された」と主張、自らその理由について明らかにした。
ジェシカは1日に発表したプレスリリースで「所属事務所に同意・許可してもらい、メンバーたちにも祝ってもらって事業を始めたのに、発表から1カ月で事業をやめるか、少女時代をやめるかの二者択一を迫られた」と主張している。
以下はジェシカのプレスリリース全文。
こんにちは。ジェシカです。
私は9月29日、所属事務所から少女時代を出ていってほしいという脱退通告を受けました。これについてあまりにも当惑し、傷付いた気持ちを押しとどめることができず、私の見解を明らかにしたいと思います。
私はこれまで少女時代の一員として、私生活や私個人の事業よりも少女時代での活動を最優先してきました。しかし、グループのために私が努力・献身したのにもかかわらず、私は所属事務所から「グループから出ていってほしい」という通告を受けました。
私は以前から、個人的に関心があった事業を計画し、所属事務所やメンバーたちと事業の準備段階から最近まで数回にわたり十分に話し合い、理解を求めてきました。
今年8月初めのファッションブランド「BLANC」立ち上げ発表のときまで、所属事務所から事業との並行について同意と許可を得て、メンバーたちにも祝ってもらって事業を開始しました。
しかし、発表からわずか1カ月後の9月初めにメンバーたちは突然考えを変えて会議を招集、それ以降、正当な理由なく事業をやめるか、少女時代をやめるかの二者択一を私に迫ってきました。このため、所属事務所から許可をもらっていること、これまで少女時代としての活動をおろそかにしたことがないこと、BLANC発表初期の1カ月間にわたり結ばれた関連事業パートナーとの契約により事業を中断できないことを説明しました。結果的に、私は選択をすること(二者択一を迫られること)は不当な要求だと訴えました。少女時代のメンバーになったことは私の人生で最高のことだったし、これをやめたいと思ったことは一度もなかったからです。
その後、当惑した私は9月16日に所属事務所代表に会い、上記のような私の考えを伝えました。このとき、所属事務所から事業の並行について許可を再確認しました。
ところが、私は9月29日、所属事務所から「少女時代を出ていってほしい」という一方的な通告を受けました。そのため、翌30日に予定されていた中国・深センでのファンミーティングにも参加できなくなり、それ以降の少女時代のあらゆる活動から除外されました。
私は何よりも、私の情熱と愛情を注ぎ、これまで15年以上共にしてきた仲間たちと事務所側から、私が事業をすることを理由に「少女時代から出ていってほしい」と要求されたことについてひどく傷付いており、無念さを隠し切れません。
不本意ながらファンの皆さんにもご心配をおかけしてしまったことをおわび申し上げます。このような状況は決して私が望んだものではないことをご理解いただきたいと思います。私はいつも少女時代のことを大切に思ってきたし、またこれからもそうすることでしょう。いつも私を応援してくださり、大切に思ってくださっていることに感謝申し上げます。
ジェシカ・チョン
2014年10月1日